スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フィオナ・タン エリプシス金沢21世紀美術館

暑いし、心に澱がたまっているようだから、
金沢21世紀美術館を訪れる。

この頃、ここは外国の訪問者が多いように感じる。

企画展はふたつ。目的はないから気分で段ボールの方を選ぶ。
すると、メインは映像作品だった。
エリプシ

フィオナ・タン エリプシス

期間:2013年8月3日(土)~2013年11月10日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
展示室14は9月14日(土)から公開。
[展示作品:《Vox Populi(人々の声) 》]

フィオナ・タンは1966年、インドネシア・ブカンバル(スマトラ島)生まれ、現在アムステルダム在住の映像作家です。中国系の父とオーストラリア人の母を持ち、少女時代をオーストラリアで過ごした後にヨーロッパに移り住んだという経歴から、多様な文化圏を往来しながら、その複雑さや多層性を自らの内に認める作家でもあります。インドネシアでの反中国人暴動によって離散した自身の家族を追うドキュメンタリー・フィルム《May You Live in Interesting Times(興味深い時代を生きますように)》(1997)は、彼女の文化的多元性を象徴するものとして注目を集めました。
フィオナ・タンの映像表現は、イメージを断片にして再び構成し直すことで、本質や事実にどうしても届かないもどかしさや曖昧さを創出しています。写真やヴィデオに映ったひとつのイメージは揺るぎないのに、事実とフィクションの間を往来する糸が織りなす物語が、見る者にさまざまな憶測を要求してくるのです。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=24&d=1624
リンネの花時計

抒情的な映像と、散文詩のようなことばを散りばめた映像作品。
映像は、文章や絵画に比べると容易なイメージがあったが、
今回、なんとヒマドな程の時間をかけて作ってあるものだなあ…という印象。

映像と、それにあてがわれる言葉をつなげて、いったい、それは、何を、私たちに伝えているのだろうか?何を物語っているのか?

そんな事をあれこれ考えているうちに、それぞれの映像の1クールを見終える。
思えば、映像作品の作り方も進歩しているのだろうが、それを映すハードも随分と進化している。
さて、
「リンネの時計」は何だか見たことがあるような…(気のせいかな?)

(略)
私は想像してみる
30年後あなたは何を憶えているだろうか?
‘人生は語られる一篇の物語`
この発想に惹かれる
同じお話を飽きもせず何度もせがむ子供のように
お気に入りの場面を繰り返し思い浮かべる。
ハッピーエンドのおとぎ話を聞かせて。

(略)

映像の特徴のひとつは現れては消えること
30年後も私はすべて憶えている?
30年後も憶えているであろうことを思い浮かべてる。
30年後に思い浮かべるであろうことを憶えている。
愛をこめてF

(略)
リーフレットの詩より


記憶とは、自分自身のエゴに過ぎないのではないか?…と、最近思うのだ。

花時計 ノリタケ製:花時計


見終えて、ふと、江國香織の小説を想う。

そして、段ボール作品は1部屋で開催中。
もうひとつの国

イザベル・アキリンザン
アルフレド・アキリンザン
住む:プロジェクトーもうひとつの国

作る机が空いてたら…絶対に参加していたに違いない!
プール入口の一部屋が、段ボールの家の集合体で埋め尽くされていた!
段ボールで、三角屋根の家を、たっくさーん作って、つなげて、窓も開けて、旗をつけて、はしごもつけて、つなげる…つなげる。くっつける。
そして、
たまに、
異国の男の子がラップを歌っている画像がある。
ガムテープで無造作に、布テープでさらに、ガッチリ!
でも、ちょっっと、おちゃめな言葉の切り抜きの旗。地元商店の箱多数。

この作品はボルネオ島サバ州海岸部一帯に暮らす、バジャウ族を参照している。
バジャウ族は船上または海の浅瀬に高床式住居を構え一生を海の上で暮らす漂海民であるが、グローバル化の波により、近年、変化している。
作者は、パジャウ族を通じて、アジアの現状を俯瞰し、経済的かつ文化的グローバリゼイションによって支えられている価値観が、画一化の危険性を拡張しているという現実を見ている。
あたりまえの「住む」自由を脅かす、変化に対して、私たちはどう考えるか?

お天気がイイから、プール下も煌めいてる!

プール

最近「Too Damage」な自分だけど、
みんな乗り越えてるんだと、思わせてくれる。
それが、21世紀美術館。現代美術。
今日も、おじさんは背筋をピーンとさせて上を見ている。

雲を測る男201308
もうひとつの企画展「内臓感覚」を足元に、見向きもせず。

「No Damage」

誰も気にしちゃいない。今日もどうもありがとう。



FC2 Blog Ranking
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kaburazushi

Author:kaburazushi
富山の片隅で清らかに営む、
お店スタッフのヒマド日記
(だが、商品紹介はあまり無い…だって、オフィシャルブログじゃないだもん♪=ハッキリ言って別物。)
興味の対象を勝手に書いてます。(笑)ステキなコメントはお気軽に…。

気になる事を書いているのに、「このブログタイトル」はどうなんだろう?と自問自答の日々。

「今を生ききる」←近年の目標!ここまで来たら「残り全部バケーション」な人生でありたい。2009年佐野元春の「LIVE ON」の響きが心の励み。時々「陽の射す丘の影」を探している。新しいシャツを模索してるうちに、なんでもめんどくさく感じてしまって、反省中(^^ゞ

よね田
http://www.kabu-yoneda.co.jp/

よね田のお買い物はコチラ
正直に食べ物と向き合っています。
近年、ブリカレー・カキカレー お魚カレーに心血注いでます。
東京有楽町アンテナショップ「いきいき富山館」で「ブリカレー」販売中♪

美味しい、塩麹風味のお刺身がいつでも食べられる!
「海鮮生塩麹」「海鮮甘塩糀」
♪♪サイコーに美味しいよん。
伝統の冬のかぶら寿し販売開始は11月15日!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキング(^o^)♪
+++

FC2Blog Ranking

See you!
また、お会いしましょうね。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。