スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

興福寺 八部衆 阿修羅像の憂い

阿修羅像

奈良・興福寺の国宝館では、阿修羅とそのお仲間(?)達が、
ガラスケースの垣根をはらい、お姿を拝見することができます。

正式には八部衆と十大弟子です。いわゆるお釈迦様をお守りする、SPなるものだそうです。
(十大弟子は、別の並びでそれぞれお立ちです。八部衆の皆様は千手観音様と向き合っておられます)
お釈迦様のSPなのに、そばにお釈迦様がおいででないのが気になりました。
SP仲間には、梵天、帝釈天も居ます。

---ここで、独自の見解による鑑賞アドバイス-----------------------------

そのまま、自分の眼で拝見する正攻法もいいのですが、
像の足下のライトを設置してある、ガラスに反射する、背景が黒くなった、
像を間接的に見るのも良いですよ。
ちょうど、下方向からの映像がみられます。
(周囲の方は誰もしてませんでしたが、そのうち、真似をしていた人もいたような
…我ながらの大発見!)
------------------------------------------------------------------
光瀬龍 原作/萩尾望都 漫画
百億の昼と千億の夜 で夢中になり・・・ 
百億の昼と千億の夜 1 (少年チャンピオン・コミックス)百億の昼と千億の夜 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(1992/11)
萩尾 望都

商品詳細を見る
最近、改めて読むと、こんな難解な話に心酔していたのかと、驚いた!

萩尾望都氏の描く、帝釈天はハンサムで(京都の東寺の像に似ている)
キリスト様はうさんくさく。お釈迦様は少し弱気で・・・・
阿修羅王はクールで、しかも少女だった。
-------------------------------------

さて、阿修羅像は身長が153cm。
三面六臂(三つの顔に六つの腕)
今さらですが、その憂いを含んだ表情は、見る者の心にさざなみを起こさせます。
一方は唇をかみ締めた表情。他方は怒っています。
仏というより人間の表情で、似ている芸能人を思い浮かべる事ができそう。
(えっ、夏目雅子さん?)
阿修羅といえば、興福寺の図式ですが、
阿修羅像はあちこちのお寺にいらっしゃいます。
法隆寺の有名な五重の棟の北面は釈尊の入滅(涅槃)の場面にもいらっしゃいますし、
絵巻物の中にもおいでです。

  弥勒菩薩様があちら、こちらにいらっしゃるように。
  広隆寺(京都)中宮寺(奈良)野中寺(大阪)

私は先出の「百億の昼と千億の夜」で刷り込まれたせいで、
帝釈天と戦い続けては負ける宿命を持つ悲しい神、戦いの神だと思っていました。
(ゆえに悪神)
しかし、どうもいろんな解釈の存在があるようです。
八部衆

※ある本の説明に注釈がありました。
阿修羅は、本来はインド異教の悪神。帝釈天と戦いを繰り返したが、釈迦の教えにふれて、仏教の守護神になったとされる。(ふ~ん。帰依されたのね。)

日本語にもありますね。修羅場(しゅらば)。
争いの耐えない状況を修羅道に例えてるそうです。
激しい闘争の行われている場所、あるいはそのような場所を連想させる状況を指します。
よくよく考えれば、怖いです。
よくぞ、ここまで…と別の眼差しを阿修羅像に向ける私。

このお顔を見て、これまでは、
戦わなければならない、悲しい運命のわが身を憂いているように見えましたが。もしかすると、
俗世の人々の生業を憂えているのかもしれません。

気になる方がもう一人、
興福寺迦楼羅
お一人だけ、鳥頭です。
私の独断で八部衆のリーダー格ですが…(ホントは違います)
迦楼羅(かるら)様

誰も気にしちゃいない。今日もどうもありがとう。


FC2 Blog Ranking
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ミグメ

> 「百億の~」は久しぶりに読み返しましたが
> 難しすぎてクラクラしました(笑)
↑ホントに!その通り。自分の若さも偉大に思えます(^^;)今じゃグラグラ~

No title

お返事ありがとうございました。

「百億の~」は久しぶりに読み返しましたが
難しすぎてクラクラしました(笑)

こちらのブログにも、
時々こっそりお邪魔させて下さいね。

Re: ミグメさんへ

ミグメさん はじめまして。コメントありがとうございます。
萩尾望都さんの「百億の~」が全てのきっかけでした。

興福寺へは訪れる前からワクワクしておりまして、旅行会社の方は「短時間で済む」と言われておりましたが、いやいや、後ろ髪をひかれる思いで国宝館を後にしました。ステキな像です。(NHKの特集DVDも観ましたよ♪)

八部衆も十二神将も、あのマンガと出会わなければ、こんなにときめくこともなかったでしょう。

No title

はじめまして。
突然にお邪魔しまして申し訳ありません。

興福寺の阿修羅像、いいですよね。
私も望都センセイの阿修羅からのめり込んでしまったクチなので、
やっぱりあの切ない少年の憂い顔に惹かれてしまいます。

一方、京都・三十三間堂の阿修羅像には全く心動かされず、
こちらはカルラ様の背中の羽にドギマギします。
プロフィール

kaburazushi

Author:kaburazushi
富山の片隅で清らかに営む、
お店スタッフのヒマド日記
(だが、商品紹介はあまり無い…だって、オフィシャルブログじゃないだもん♪=ハッキリ言って別物。)
興味の対象を勝手に書いてます。(笑)ステキなコメントはお気軽に…。

気になる事を書いているのに、「このブログタイトル」はどうなんだろう?と自問自答の日々。

「今を生ききる」←近年の目標!ここまで来たら「残り全部バケーション」な人生でありたい。2009年佐野元春の「LIVE ON」の響きが心の励み。時々「陽の射す丘の影」を探している。新しいシャツを模索してるうちに、なんでもめんどくさく感じてしまって、反省中(^^ゞ

よね田
http://www.kabu-yoneda.co.jp/

よね田のお買い物はコチラ
正直に食べ物と向き合っています。
近年、ブリカレー・カキカレー お魚カレーに心血注いでます。
東京有楽町アンテナショップ「いきいき富山館」で「ブリカレー」販売中♪

美味しい、塩麹風味のお刺身がいつでも食べられる!
「海鮮生塩麹」「海鮮甘塩糀」
♪♪サイコーに美味しいよん。
伝統の冬のかぶら寿し販売開始は11月15日!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキング(^o^)♪
+++

FC2Blog Ranking

See you!
また、お会いしましょうね。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。