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生誕100年 ジャクソン・ポロック展

生誕100年 ジャクソン・ポロック展
Jackson Pollock: A Centennial Retrospective

東京国立近代美術館

東京国立近代美術館 企画展ギャラリー http://www.momat.go.jp/
会期:2012年2月10日(金)~5月6日(日) 開館時間:10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
主催:東京国立近代美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
特別助成:アメリカ大使館 協賛:テラ・アメリカ美術基金、みずほ銀行、光村印刷 後援:イラン大使館
協力:日本航空、ルフトハンザ カーゴ AG、ルフトハンザ ドイツ航空会社
公式サイト http://pollock100.com/

jp
                     インディアンレッドの地の壁画
「豪胆」で「繊細」
「具象」で「抽象」
「多様性」で「単一性」
(細部の多様性の上に成り立っている単一性)
    ジャクソン・ポロックを観る上でのキーワードだとか…

抽象絵画は、音楽を楽しむように味わえばいい。-JP
------------------------------------------------------
パリの美術には自己欺瞞がつきまとっているが、ポロックの作品にはそれが全く無い。
彼は醜く見えることを恐れない。
深い独創性を持った芸術はいつでも最初は醜く見えるものだ。
-クレメント.グリーンバーグ
------------------------------------------------------
パリの文化に対抗しようとした時代の、アメリカ芸術界にシンボルとされたポロック。
ピカソを目標にしつつも、その存在感が彼の中で巨大化し、ピカソの存在を妬みもした。
自分のやりたいことは、全てピカソが先にやってしまった。と憤った事も…

そんな中で、見いだしたのが「ポーリング・ドリッピング・スパタリング」の技法。
(この頃の先駆けの作品を、富山県近代美術館が所蔵している。)
絵の具缶から直接床面に絵具を降り注ぐように描く「アクション・ペインティング」で全米の注目を浴びる。
彼の描く線は、偶然では無いという。複雑に重なり合う線やドットは、彼の意志が働いているのだ。

JPact

繊細な線と、綺麗な●が並んだドットに、なるほど?と思ってしまう。細くて、綺麗なラインだ。

これをして、

「ポロックはピカソを過去にしたか?」
と世に言わしめた。

この技法でポロックは成熟期に入る。しかし、この栄華もわずか4年。

ポロックは同じやり方を続けなかった。ドリッピング(ポーリング)を自ら否定する。
新しい手法を模索したが、
次第に絵が描けなくなっていく。

成功に安住しない姿勢。
新しいものを生み続けようとする、その、何かに追いかけられているような…
うまく言えないけれども、彼は絵画の中に入り込みたかったのか?

もともと鬱傾向のアルコール依存症。
精神医にもかかっていた。

ああ、ピカソはなんて恵まれているんだろう。
根っからの天才の上に、誰からも愛される社交性。JPには申し訳ないが、
ついつい、ピカソと比較してしまう。

「日本初公開!門外不出!評価額200億円!」と銘打ったパンフを、
地元美術館で見つけた時、さほど興味はかきたてられなかった。
「あ、噂の…」くらいだったから。
この「Going West 西へ」を新聞で偶然見るまでは…

JPgoing-west

この、うねるような背景の絵。
描き手の変化に、がぜん興味がわいた。

今回、タイミングに恵まれて鑑賞できた。結果、心の中を哀愁がしめた。
初期のちっちゃな、陰鬱な自我像。
母のトラウマ。※初期の作品<女>はおどろおどろしい。
才能を開花させた妻との出会いが光。
精神の病とアル中を乗り越え、床面に大きく広げたキャンパス向かう。
その四方から、あるいは中に入り込んで描くまでに大胆に。
そして、晩年は…

ポロックの抽象画は、小さいカードで買うのはちょっとためらう。
だから、明るい色彩で惹かれた、ネイティブアメリカンの影響を受けた時代のコレを購入。↓

JPBirth
(左)Birth 誕生 (右)無題 蛇の仮面がある構成

個人的に残念に思ったのは、事故死により制作途上の「Cut Out」
妻の意志により、別の絵を抜き型の下に重ねてあった。

これは、正解なのだろうか?私は無性にイヤだった。
(連れは、あれで良いと納得していた)

依頼を受けて唯一描いたのが、「インディアンレッドの地の壁画」。
現在、推定評価額200億円!保険がかけられず、日本に上陸できなかったとか…。
高額な絵の前だった…と気づいたのは、帰郷した今。
絵画の値段って何なんだと、ゴッホの時と同様に滅入ってしまう。

ジャクソン・ポロックの描く絵は彼の生き様を知ると、見る目が変わる。
それでも、好きか、キライかはわからない。難しい…だからこそ、

音楽を楽しむように味わえばいい?。サビだけ好きとか、なんとなく波長があうとか?
それでいいよ。っていうことなの?(私の美術館鑑賞はいつだって、そうだよ。)
それとも、リズミカルな線を音楽のように感じろってこと?
どっちでもいいよ。鑑賞方法なんて自由でいい。所詮素人の鑑賞だから。

創造する人はいつも戦っている。
誰も知らないやり方を、真似できないものを
ずっと探し続けている。

(番外)
別展示の「原 弘と国立近代美術館 (デザインワークを通して見えてくるもの)」が面白かった。
久々に「版下」を見た。なつかしい!

JACKSON・POLOCK 1912-1956
1912年、米国ワイオミング州コディ生まれ。一家で西部を転々としたのち、18歳の時、芸術家を志してニューヨークに出てくる。1930年代。不安定な精神状況とアルコール依存症に苦しみながらも、いち早く才能を見いだした妻リー・クラズナーの献身的な力と理解を得。第二次世界大戦後、床に広げたキャンバス一面に塗料を即興的に流し込み、撒き散らす独自の作風を確立し、一世を風靡。ベギー・グッケンハイムに見いだされたことにより、一夜にしてアメリカン・ドリームを勝ち取る。
ピカソ後の絵画芸術の新しい地平を切り開くとともに、モダンアートの中心をパリからニューヨークへと移動させる立役者となった。
そのわずか数年後、1956年、酒に手を出し、自動車事故によって逝去(享年44歳)。

*心の歓喜!MEMO*
三山
カード発見!手に入れた!嬉しい!! 
まさか、ここで?やっぱり東京。杉山さんと東山さん。残すは高山さん。探索はつづく…

誰も気にしちゃいない。今日もどうもありがとう。


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気になる事を書いているのに、「このブログタイトル」はどうなんだろう?と自問自答の日々。

「今を生ききる」←近年の目標!ここまで来たら「残り全部バケーション」な人生でありたい。2009年佐野元春の「LIVE ON」の響きが心の励み。時々「陽の射す丘の影」を探している。新しいシャツを模索してるうちに、なんでもめんどくさく感じてしまって、反省中(^^ゞ

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