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美丘 石田衣良氏

美丘美丘
(2006/11/01)
石田 衣良

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こんなに読むのがたいへんだとは思わなかった…
(女の子・美丘は自由奔放なふりした、芯の強い子。男の子・太一は秘めたる情熱に胸を焦がし、冷静なふりをした子。)
青年太一が、不治の病ヤコブ病に冒され亡くなった恋人、美丘との恋愛の数ヶ月を回想する小説。

このような若者の純愛を読むことが、退屈と感じる自分が哀れになってしまった。
テレビドラマにもなったし、実際ティーンエイジャーのYちゃんが毎週ドキドキしながら観ていたようだ。
私はどんな話しか全く知らなかったし、石田衣良が年上であるし、
あんなおしゃれな書斎で書いているのだから…と
何故かものすごい期待をもって読み始めたのもいけなかったのかもしれない。

文章は美しかった…が、読み進まない。

恋愛遍歴が半分以上を占め、美丘が発病してからが一気に話しが進む。
前半部のだらだらした感じで、美丘が自分らしく、今を一番に考えて生きる事を描き、中盤の告白でその理由が明かされる。
怒濤の後半は、最期の時を二人はどのように迎えるか。が描かれる。

幕引きは、ミリオンダラー・ベイビー 監督 クリント・イーストウッド (2004年)のようだった。

まるでドラマ仕立てのように、
「太一くん、もっと自由になったほうがいいんだよ。自分らしくなって、いつもまわりに無理やりあわせてるでしょう。そうゆうのやめちゃば」と美丘が、提唱したパンクな容姿で、
美丘の病気が悪化して「自分が自分でなくなったら…」太一の手で終わらせほしい、という約束を果たそうとする場面でEND。

退屈な話ではあったが、
 「自分らしく」って何だろう?と考えさせられた。
無駄なものがそぎ落とされたら、そこに「自分」が残るのだろうか?
自分は本当は「どんな」だろう?…と考えた。

特に後半部分から、以下抜粋してみる。

その人をその人らしくしていたさまざまな能力が消えてしまってても、果たして同じ人間のままなのか。

・・・けれど、今のぼくは知っている。能力や記憶や知性が失われてしまっても、その人らしい人柄は残る。
それもますますつよく輝いて残ることになる。

(美丘、会話)
…思い出すことも難しくなった。だけど、まだ私が残っている。
本来なら必要なかったものが、これからはどんどん削られていく。
でも最後に裸になったわたしが残るはずだよね。そのときのわたしは、どんな人だろう。

…その人らしさをつくるのは、過去の傷じゃなくて、未来への希望だって。
わたしはどんどん壊れていく。でも、同時にに新しく生まれてもいる。
最後に残るわたしらしさをつくってみたい。最後にどんな自分と会えるか確かめてみたい。


私は、
最後に「ヒマド」が残ったらいいな…
そして、美しい音楽が聞こえたらいいな…

誰も気にしちゃいない。今日もどうもありがとう。


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富山の片隅で清らかに営む、
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(だが、商品紹介はあまり無い…だって、オフィシャルブログじゃないだもん♪=ハッキリ言って別物。)
興味の対象を勝手に書いてます。(笑)ステキなコメントはお気軽に…。

気になる事を書いているのに、「このブログタイトル」はどうなんだろう?と自問自答の日々。

「今を生ききる」←近年の目標!ここまで来たら「残り全部バケーション」な人生でありたい。2009年佐野元春の「LIVE ON」の響きが心の励み。時々「陽の射す丘の影」を探している。新しいシャツを模索してるうちに、なんでもめんどくさく感じてしまって、反省中(^^ゞ

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